今日は紅葉の安達太良山に登山。
山頂は暴風吹き荒れる雲の中で視界ゼロ。
本来ならそこで袋の「サッポロ一番味噌ラーメン」を食べるところなのですが、コンロが風で倒れそうなので断念。
山頂からしばらく下ると風も落ち着き紅葉も見れたので良かった。
昼御飯は結局食べずじまいだったので、仙台でラーメンを食べることに。
無事下山し、温泉で汗を流し、3時過ぎに『長町ラーメン』に到着。
ちなみに以前は登山ランチでカップラーメンを食べていたのですが、気圧が低い山の上では沸点が93度程なので、とにかく麺が硬いしスープがぬるい。
そんな理由もあり袋麺に切り替えました。
沸点が低くても加熱時間を伸ばせばちょうどいい硬さに調整できます。
気圧により沸点が変動するのは平地でも同じです。
通常は平地の気圧は1013hPaありますが、この前の台風が来た時は970hPaまで下がったことを自前の気圧計で確認しました。
逆に高気圧に覆われている時は1020hPaを超えるぐらいまで上がることもあります。
ということで日々沸点は微妙に変動しています。
よく麺を茹でる際タイマーを使うお店がありますが、毎日同じ時間に設定しているのであれば、気圧が低ければ沸点は低く麺が硬くなり、高ければ沸点が100度を超え柔らかいという微妙な誤差が生じるはずです。1度にも満たない変動ですが茹で時間が長ければそれなり影響がでるのかなと。
そういう点では毎回だったり、その日ごと麺の硬さを直接確認するのって同じ美味しさを提供する上でも大切なことかと思います。
標高2000メートル近くでは袋麺も通常の3分のところ、5分弱ほど茹でます。
話がだいぶそれてしまいました。
ランチタイムに間に合ったので『長町ラーメン』と Aセット(肉めし)をオーダー。
『長町ラーメン』
バラロールチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔が盛り付けられています。
まずはスープから。
塩分が身体にしみていくのがわかる。
登山ではかなりの塩分を身体から放出しているので、このラーメン塩気が最高のご馳走です。
やはりこういう時に食べるのはチータンスープがいいですね。
いつになく煮干の旨味を強く感じます。
動物系の旨味とのバランスもよく、あっさりとしつつもコク深い味わいです。
相変わらず美味しい。
自分的にはソウルフード的な心が欲する美味しさです。
麺は中細、緩やかな縮れ麺。
この麺のなんとなくノスタルジックな味わいで好きですね。
スープとの相性もいい。
いつ食べても醤油ラーメンのお手本のようなラーメンです。
毎日食べてもいい。
そんな味わいに満ちた『長町ラーメン』でしっかりと塩分補給。
ご馳走さまでした。