長町ラーメン(仙台・向山)|醤油ラーメンの手本がここにある。登山帰りに飲み干した一杯
登山で消耗した身体に、あのスープが沁みた。
安達太良山の紅葉登山から下山し、温泉で汗を流した後の午後3時過ぎ。昼食を食べそびれたまま辿り着いたのが、仙台・向山の『長町ラーメン』だった。
「ここに来れば間違いない」——そう確信できる店が、仙台にある。
店舗情報
| 店名 | 長町ラーメン(本店) |
|---|---|
| 住所 | 宮城県仙台市太白区向山4-26-19 |
| 電話番号 | 022-263-1802 |
| 営業時間 | 平日(火〜金)11:30〜15:30 / 17:30〜21:00 土・日・祝 11:30〜21:00 |
| 定休日 | 月曜日 |
| 駐車場 | 有(店舗脇に7〜8台) |
| 最寄り駅 | 地下鉄南北線・愛宕橋駅 |
| 公式サイト | http://www.naga-ra.com/ |
| SNS | 公式X(@cools0915hs) |
この日の注文:長町ラーメン+Aセット(肉めし)
ランチタイムに間に合ったので、『長町ラーメン』とAセット(肉めし)をオーダー。
どんぶりには、バラロールチャーシュー・メンマ・ネギ・海苔が盛り付けられている。シンプルな見た目だが、これがこの店の流儀だ。
長町ラーメンとは何者か
元々はJR長町駅の前に店を構えていた。その後、現在の太白区向山に移転。「長町ラーメン」という店名は、お客さんのアイディアで命名されたという。
現在は本店・青葉区本町・多賀城市と3店舗を展開する仙台屈指の人気店に成長。開店前から駐車場で待つ人が出るほど、地元に深く根付いている。
スタイルは一言でいえば「仙台の王道醤油ラーメン」。派手さはないが、ブレない。その一点突破で何十年も愛されてきた店だ。
実食レポート
スープ:身体に沁みる煮干し醤油
まずスープをひと口。登山でかなりの塩分を失っていたこともあり、スープの塩気が身体の奥まで沁みていくのがわかる。
鶏湯(チータン)ベースの澄んだ醤油スープ。この日はいつになく煮干しの旨味を強く感じた。動物系の旨味とのバランスが絶妙で、あっさりとしながらもコクが深い。
「薄い」のではなく「澄んでいる」。その違いがよくわかる一杯だ。飲み進めるほどに、旨味の輪郭がくっきりと浮かんでくる。
麺:懐かしさのある中細縮れ麺
麺は中細で、緩やかな縮れがかかっている。卵を繋ぎに使っていないため、パツパツとした食感が特徴的だ。
なんとなくノスタルジックな味わいがある。この麺が好きなんですよね。スープとの相性も申し分なく、すするたびに旨味が口いっぱいに広がる。
具材:シンプルだからこそ際立つ
バラロールチャーシューはトロッとした仕上がり。メンマはしっかりとした歯ごたえで、全体のアクセントになっている。ネギと海苔が加わることで、スープの香りと色彩のバランスが整う。
余計なものを加えない。だからこそ、素材それぞれの存在感が際立つ。
雰囲気:仙台の「日常」がある店
店内はカウンター席中心のこぢんまりとした造り。年季の入った空間に、地元の常連と思しき客が次々と入ってくる。接客はあっさり目だが、それが職人気質の雰囲気にも合っている。
「特別な一日に行く店」ではなく、「いつでも帰ってこられる店」。その空気感が、この場所には漂っている。
こんな人におすすめ
- 仙台の王道醤油ラーメンをじっくり味わいたい方
- あっさりしながらもコク深いスープが好きな方
- 煮干しの旨味が効いた淡麗系ラーメンが好みの方
- 登山・観光・外出の疲れた身体に染みる一杯を探している方
- 地元の人が通い続けるソウルフードを体験したい方
アクセス・詳細情報
地下鉄南北線・愛宕橋駅から徒歩圏内。車の場合は店舗脇に7〜8台分の駐車場がある。人気店のため、ピーク時間帯は満車になる場合もある。時間に余裕を持って訪問したい。
