『じゃじゃ麺』を食べに、盛岡『白龍 本店』(パイロン)に行ってきました。
『じゃじゃ麺』が好きなので、仙台でも以前から『じゃじゃ麺』専門店に良く足を運んでました。
美味しかったのですが値段設定が高めということもあるのか根付くことなくいつの間にか閉店してしまいました。
それでしょうがなく自作『じゃじゃ麺』もどきで食べたい衝動を紛らわせてました。
それは置いといて、お店は盛岡城址のそば桜山商店街の中にあります。
駐車場はないので、近くのコインパーキングへ。
盛岡城址を散策しながらのんびりとお店にむかいます。
10時ぐらいにお邪魔しました。なんと月曜日から土曜日までは朝9時からやってるんですね。
お昼時まで待たなくていいのは嬉しい。
仙台に戻る前にサクッといただきたいと思います。
それにしてもこの辺り情緒がありますね。盛岡城址をはじめ、石割桜、北上川、岩手銀行赤レンガ館などこの商店街も含め古いものがたくさん残っていて散策してても楽しいです。
店内に入りカウンターへ。
それにしても狭い、厨房も狭そう。
まだ空いているのでいいのですが、満席ともなると相当でしょうね。
早速オーダー『じゃじゃ麺』小盛500円。たぶん地元の方ではないと思われるお客さんが『ジャージャー麺』とオーダーしていましたが、『じゃじゃ麺』が正しい。
『ジャージャー麺』が食べたい方は別物なのでお気を付けください。
麺が茹で上がるまで15分少々。
目の前で茹で上げられる麺の熱気を浴びながらじっくりと待ちます。
『じゃじゃ麺』麺の上には、特製肉味噌、きゅうり、葱。
そのわきにはおろし生姜と紅生姜が添えられます。
麺は平打ち。うどんのような麺ですね。まずはそのまま肉味噌のみを混ぜていただきます。
このねっとりムニュッとした麺の食感がいいですね。
そこに肉味噌の旨みがよく絡みます。味噌や黒ゴマ、シイタケなどから生み出される何とも言えない味わい。
どんどんいけますね。
それしにても今日の麺の茹で具合最高です。
シンプルな料理だけに、この麺の茹で加減や水切り次第で全然味が変わってきます。
ちなみに前日『白龍 フェザン店』で同じように『じゃじゃ麺』をいただきました。
着席後1分で提供されたので「あれっ」とおもったのですが、麺が柔らかすぎて味噌が絡まず、何でここまで美味しくないんだろうと思いつつ、さらに『チータンタン』にはレンゲも付かず。
不満足度120%を解消すべく、今日は『白龍 本店』まで足を運んで次第。
『白龍 フェザン店』が美味しくないのか、たまたま重複オーダーの余った麺を提供したのかはよくわかりませんが、もう『白龍 フェザン店』に行くことはなさそうです。
料理も一期一会なので、その都度、きちんとしたものをいただきたいものです。
まして盛岡の玄関口にお店を構えるのならなおさらかと思うのですが・・・。
といろいろありましが、『白龍 本店』で、いつもの美味しい『じゃじゃ麺』がいただけてよかった。
ブログを書く気力も湧きました。
指で弾力を何度も確かめ、麺の茹で加減を慎重に吟味されてたおばちゃん。
さすがです。こういうのが食べたかったです。
ある程度食べ進めたところで、調味料を投入。
ラー油と酢をトッピング。
一気にパンチのある味わいになりました。
こうやって自分好みの味に仕上げるのも『じゃじゃ麺』の醍醐味ですね。
きゅうりの食感もいいアクセント。
そして麺を一口ほど残し、そこに生卵を割り入れ、箸をつけたままお店の方に渡します。
そこにスープが加えられ『チータンタン』の完成。あっさりとした味わいでしみじみ美味い。
こちらも調味料を加えて自分好みにカスタマイズ可能。
最後にスープで締めることが出来て、さらに満足度が高まります。
油そばや汁なし麺などスープオフのものをいただいていると無性にスープが欲しくなります。
その点この『じゃじゃ麺』はスープオフでありつつ、スープまでいただけるのがすごい。
さすが盛岡のソウルフード『じゃじゃ麺』
ちなみに『チータンタン』は別料金+50円です。
お腹もココロも満たされたので、心置きなく仙台に帰れます。
ご馳走様でした。
『白龍 本店 (パイロン)』
住所 岩手県盛岡市内丸5-15
営業時間 月~土 9:00~21:00、日曜 11:30~18:45
定休日 無
駐車場 無(近隣のコインP利用)