すご〜く久々に仙台駅東口にある『くろく』に行ってきました。
久しぶりすぎて、入店するのにちょっと緊張してしまうようなラーメン店らしからぬたたずまい。
相変わらず、店内はオシャレな空気に満ち満ちていますね。
ますば券売機。
最近、冷やしにハマっています。
というか、この猛暑でなかなか熱々のラーメンに手が伸びないというのが正直なところ。
なので、今回のお目当も冷やし系。
『くろく』では現在夏季限定で『冷やし醤油ラーメン』と『冷やし黒醤油ラーメン』の2種類の冷たいラーメンが提供されています。
素直に初めは『冷やし醤油ラーメン』といきたいところですが、パンチの効いたヤツが食べたかったので今回は『冷やし黒醤油ラーメン』をチョイス。
ということで
『冷やし黒醤油ラーメン』900円をニンニクONでオーダー。
『冷やし黒醤油ラーメン』
なかなか精悍なビジュアル。
具材はネギ、煮卵、メンマ、チャーシュー、アラレ的ななどなど。
まずは『冷やし黒醤油ラーメン』の主役といっても過言ではないスープ。黒いですね〜。
立ち昇る醤油の香りがすごいです。
一口、口に含むと圧倒的な醤油感が口内を支配します。
出汁の旨味は抑えることで醤油の味わいが際立つ仕上がり。
力強い塩っぱさ、香ばしさ、程よく強調したエグミが醸し出すビターで深い味わい。
まさに醤油を味わい尽くす醤油のための冷やし。
ただこの醤油感を美味いと感じられるかどうかは人それぞれ。
ただ塩っぱいと感じる方もいれば、その中に旨みを見出せる方もいたりと両極端に分かれる食べ手を選ぶ一杯。
数年前の自分だと多分苦手と感じたと思うのですが、今回はすんなりその世界観の中で美味しさを見出すことができました。
麺は中太の縮れ麺。この麺がすごく美味い。
個性的な醤油を凌ぐ存在感。
小麦の旨味を極限まで引き出したしなやかで力強い味わい。
噛み切るれる直前まで、押し返す弾力の強さに麺を食べることの喜びを感じます。
手もみの不規則なうねりも食感の妙をさらに引き立ててますね。
スープとのバランスも絶妙です。
途中からニンニクを溶かします。
このニンニク餡的なものを直接食べると強烈にニンニクの辛みが感じられます。
ただスープに溶かすと醤油の味わいが強いためか、それほどニンニクが強調され過ぎることなくスープの旨味に寄り添う不思議な存在感。
また柑橘系ピールが爽やかな清涼感を添えてくれます。
チャーシュー。柔らかく噛みしめるほどに旨味が広がります。
かなりハイレベルで美味しいです。
メンマ。
この柔らかいメンマがこの一杯によく合う。
塩っぱさで支配された口の中に広がる果実のような甘みがとても美味しく感じられます。
まさにオアシス的な一品。
何とも言えない魅力に溢れた一杯で、色々と楽しみながら完食。
今度は『冷やし醤油ラーメン』をいただいてみたいと思います。
ご馳走様でした。
『らーめん くろく』
住所 宮城県仙台市宮城野区榴岡2-2-12
営業時間 [火水木金]昼11:30~14:00 夜18:00~23:00
[土日祝]11:30~22:00
定休日 月曜日
駐車場 無(コインパーキング利用)
Twitter https://twitter.com/Ramenquroku