三連休の中日、小雨煙る荒町商店街に行ってきました。
先週に引き続き『こいけ屋』ですね。
『こいけ屋』のメニューも一通り食べ終えた感がありますが、冷たい系は手付かずでしたので今日は冷たいメニューからチョイス。
冷たい系は『冷らーめん』と『冷汁なし担々麺』とありますが、今回は『冷らーめん』をいただきたいと思います。
ちなみにどちらも通年提供されています。
ということで『冷らーめん』680円と『ボンゴレ丼』300円をオーダー。
見た目も涼しげな装いをかもす。
『冷らーめん』メンマ、ネギ、スリムネギ、チャーシュー、水菜、海苔が盛り付けられています。
スープからいただいてみます。ふくよかに香るノドグロなどの出汁がじんわり美味い優しい味わい。
醤油も比較的強めに効いていますが、角のない円やかさがあり、出汁の旨味にしっかりと寄り添っています。
スープの温度はそれ程冷え冷えな感じではありません。
ノドグロなどから取った出汁はキレのある感じではなく、柔らかな旨味が特徴的なのでこれぐらいのスープ温度が調度いい感じがします。
麺は中細麺。こちらは『醤油らーめん』などと同じ麺と思われます。
加水率は比較的高めでツルツルとした麺肌と若干の縮れがあり、なんとなく個人的にノスタルジックな味わい。
こちらもスープに合わせて緩やかな締め具合となっており、コキコキし過ぎることのない程良い食感を残しており、なかなかいいバランスに感じられます。
スープとの相性も悪くないですね。
同じ麺でも温かい状態で提供された時より、こちらの冷やしたほうが好みですね。
具材のチャーシューは、厚めにカットされて食べ応えがあり、しっかりと肉の旨みも感じられ美味しいですね。
メンマは歯ごたえよく、味付けもしっかりと醤油が効いていていいアクセント。
そして一緒に頼んだ『ボンゴレ丼』が秀逸。
これ好きですね。
ガーリックバターの風味を纏ったふっくらぷりっとしたアサリの旨味が、程よい塩加減に刺激され食欲を掻き立てる絶妙な仕上がり。
添えられた山葵の風味もアサリの旨みを引き立てくれます。
ご飯系のメニューは、味付けが濃いものが多くモノによってはラーメンの味わい自体も変えてしまうので、基本ラーメンを食べ終わってから食べるのですが、こちらは我慢できず途中でいただいちゃいました。
ただこれが絶妙なマリアージュ。
『ボンゴレ丼』をいただいてから『冷らーめん』に戻っても、らーめん旨味を損なうことなく山葵の風味も加わり更に美味しく味わうことができました。
それぞれが互いの良さを押上げ、さらに前に進ませる追い風のような絶妙な組み合わせでした。
もちろん『ボンゴレ丼』にスープを加えてお茶漬け風にいただいても美味しいですね。
『冷らーめん』よりも『ボンゴレ丼』の方に力が入っちゃいました(笑)
というこで『ボンゴレ丼』は押しですね。
ご馳走様でした。
『こいけ屋』のメニューをまとめてみました。
→こちら
『こいけ屋』
住所 仙台市若林区荒町153
営業時間 平日 昼の部 11:00~15:00 夜の部 17:00~22:00
定休日 不定休(詳細はツイッター又はブログを確認)
駐車場 無し(近隣のコインパーキング利用)
twitter https://twitter.com/magokorobase