『仙台中華蕎麦 仁屋』に行ってきました。
『仙台中華蕎麦仁屋』は昨日「平成28年6月17日」に本町にオープン。
おはようございます。本日は仙台中華蕎麦仁屋 グランドオープン致します。営業時間は11:00-15:00頃までです。皆様のご来店心よりお待ちしております。なおつけ麺屋しずくは昼の部はお休みさせていただきます。夜の部は通常営業させていただきます
— つけ麺屋 しずく (@shizukuyume) 2016年6月16日
その翌日ということで久々にシャッター。
さすがに開店30分前でしたが、10人程の列。
そのまま連結。
こちらは『つけ麺屋しずく』の2号店ということで、オープンを心待ちにしていた方も多いのではないのでしょうか。
自分もその一人で、店の前を通り過ぎる度に工事の進行具合を確認しつつ、提供されるラーメンに想いをはせいていました。
やはりそれは『つけ麺屋しずく』で提供されているつけ麺のクオリティの高さもさることながら、たびたび限定麺として提供されていたラーメンもつけ麺を凌ぐハイクオリティな仕上がりとなっており、それがいつでも食べられるラーメン店ができるということで麺食人にとってはまた新たな楽しみが増えるってことですからねー。
そして『つけ麺しずく』と言えば、やっぱり自家製麺。
「つけ麺は麺が命」ということで、磨き上げられた極上麺をラーメンに合わせてみたいと夢に見ていた方も多いのではないでしょうか。
場所は新電力ビルの間向かえとなっており、分かりやすいですね。
仙台駅からも徒歩圏内にあるので、仙台に出張や観光の方も立ち寄りやすい立地となっております。
また『つけ麺屋しずく』からも、大変近いのでラーメンからつけ麺への連食というのも麺好きな方にはおススメですね。
まーということでちょっと興奮しすぎて前置きが長くなりました(笑)
11:00定刻で開店、店内へ。
外観もさることながら店内も凝ってますねー。
こちらは食券制となっており、店内に入りまずは食券を購入。
そしてメニュー構成は比内地鶏スープを使用する『中華蕎麦』と『塩中華蕎麦』。
そして煮干しベースの『ほのかに香る煮干し中華蕎麦』となっております。
こちらの『ほのかに香る煮干し中華蕎麦』は背脂の量が3段階で選ぶことができます。
今日は鶏か煮干しか迷うところですが、取りあえずメニューの右側から攻めていきたいと思います。
今日はオープンおめでとうの意味も込めて、普段は頼むことがない全部のせ。
比内地鶏スープの『特製中華蕎麦』1000円を大盛でオーダー。
ちなみに大盛は無料です。
『特製中華蕎麦』盛り沢山の具材をのせて着丼。
デフォルトだとももローストチャーシューだけですが、特製がつくと肩ローストチャーシューと煮卵がプラスされます。
その他メンマ、ネギ、三つ葉がのります。
ほのかに立ち昇る鶏の香りがたまりませんね〜。
表面に浮かべられた鶏油が味わう前からいい仕事をしてくれます。
ではでは、まずは澄み渡るスープからいただいてみます。先行する鶏の風味がなんとも言えない美味さを演出してくれます。
力強さよりもほんのりとした甘みと繊細な旨味が際立つとても上品な口当たり。
またかえしの醤油も旨味たっぷりで、味わい深いですね。
角のとれた柔らかみのある塩気が特徴的で、微かに感じる酸味が全体の味をうまくまとめ上げてくれます。
浮かべられた鶏油は香りだけではなく、スープに深いコクと広がりのある旨味を与えてくれるため、あっさりとしたスープながらも物足りなさは感じさせません。
さすが比内地鶏から生まれる魔法の油ですね。
麺は中細ストレート。加水率は低めのようですが、あまりパツンパツンし過ぎることなく、しなやかさと程良い食感を残した美味しい麺ですね。
スープとの相性もいいですね。
ここでも鶏油がいい仕事をしてくれますね。
鶏油が麺にしっかりと寄り添うことで、麺を味わいつつもしっかりと鶏が感じられるこの一体感がいいですね。
そしてメイン的な存在感のあるチャーシュー。
もも肉はしっとり柔らかく、噛みしめる度に肉の旨味が感じられ、スープとの相性の良さも感じられます。
特製にしか乗らない肩ロースは、味わい噛み応えともに、ややワイルド感のある仕上がりで肉自体の持つ脂の存在感が強いためか、このスープと合わせると、今まで食べ進めた雰囲気をガラッと変えてしまう力強さが感じられます。
煮卵はシンプルにほとんど味付けなく半熟に仕上げた感じで、こく深い黄身をストレートに味わうことができて逆に新鮮でした。
メンマもクセのない仕上がり。
どちらも全体の調和を優先した感じがしますね。
色々楽しみながら完食完飲させていただきました。
今回大盛をいただきましたが、バランス的には普通盛りでいただいたほうが良さそうです。
器の構造上、大盛だと麺どうしが絡み合い食べにくくなるに伴いスープの持ち上げが悪くなります。
この『中華蕎麦』は繊細な仕上がりとなっているため、普通盛りで麺をスープに泳がせて食べたほうが一体感が増し格段美味しいはず。
んーただ大盛無料となるとついつい大盛にしちゃうんですよね。悲しいことに・・・。
また今回全部のせでいただきましたが、肩ロースが入らないデフォルトバージョンとなる『中華蕎麦』の方がバランスが良さそうで好みかもしれません。
とはいえさすが『つけ麺屋しずく』のセカンド店といえる完成度の高い一杯でした。
まだまだオープンしたてということで、厨房もぎこちない面もありましたが、慣れるにつれて更に美味しくなる伸び代と考えると先々がますます楽しみです。
とりあえず、今度は近いうちに『ほのかに香る煮干し蕎麦』を食べに来たいと思います。
ご馳走様でした。
早く夜営業始まらないかなー^^;
ちなみにメニューはこちらです。
『仙台中華蕎麦 仁屋』
住所 仙台市青葉区本町1-12-12 GMビル1F
営業時間 昼営業 11:00~15:00
※現時点では昼営業のみ
定休日 日曜日
駐車場 無