今日は『ヘルズキッチン』の新店舗、先月9月29日にオープンした『麺ハウス こもれ美』にやってきました。
最初なのでインフォメーションを詳しめに。
場所は大衡村。
4号線を大崎に向かってエネオスのスタンドを左に入ると直ぐ左手に有ります。
『ヘルズキッチン』から北上すること10キロ弱といったところでしょうか。
このブログ的には今の所、最北端のお店になりますね。
別のルートとしては4号線をダラダラ行くより宮床457号線経由の方がちょっとしたドライブ気分で信号も少なく良いかもしれません。
駐車場は店舗脇など17台とけっこうな台数が確保されています。
こちらが案内図です。
※お店のツイッターより引用
今のところ営業時間は11時開店。
100食売り切り若しくは14時30分で終了となるようです。
開店時の混雑もだいぶ落ち着いてきたようなので、今まで敬遠してた方もいいかもしれませんね。
こちらは食券制となっており、並び前に購入するルールのようです。
メニューは今の所、醤油と塩の2種類で、あとはトッピングで名前が変わります。
その他ご飯メニューもあるようですね。
まず今回は醤油をノーマルな形でいただきたいと思います。
ということで『醤油ラーメン』780円でオーダー。
店内はウッディな落ち着いた雰囲気。
かかる音楽もメタル系では当然ありません(笑)
『醤油ラーメン』
ん〜立ち昇る香りがはんぱないですね〜。
ビジュアルもシンプルながら隙のない出で立ち。
具材はねぎ、タケノコ、海苔、チャーシュー。
まずはスープ。
んーウマッ。
豚を中心にすえた動物系の旨味が幾重にも重なり物凄い。
一口、口に入れただけで並々ならぬこだわりが感じられます
ホントに旨みだけといった感じで、一切の雑味がありません。
力強く柔らかく様々な旨味が渾然一体で口の中に広がります。
これだけ旨みが濃いにもかかわらず、しつこさも感じられず抜群のバランス。
また醤油ダレも秀逸ですね。
魚介系のみずみずしい豊潤な旨味が醤油タレとよくマッチし、スープに柔らかい輪郭を与えてくれます。
そして特筆すべきは何と言ってもこの脂ではないでしょうか。
霧島高原ロイヤルポークから抽出と説明にはありましたが、このなんとも言えない香味感が出汁とタレをしっかりと包み込みさらなる奥深い味わいを演出するとともにラーメンの方向性をしっかりと打ち出しています。
この脂次第で、全く違った味わいになるんでしょうね。
それくらいインパクトあります。
またこのイベシコ豚のチャーシューから溶け出す脂もさらにスープに深みを与えてることは言うまでもないですね。
そして麺。
こちらは乃木製麺の中太の手もみが入った縮れ麺。
こちらもスープに負けることなくしっかりと存在感を発揮。
プルプルしなやかな麺肌。
噛めば不規則な程よい食感が心地よく、噛むほどに溢れる小麦の旨味。
意外とこの手の麺は個性が強いだけに、食べていると単調に感じだり、スープとの相性がイマイチだったりしますが、この麺についてはその手の心配は全くいりません。
時間の経過とともに変わっていく麺の硬さ、いいわゆるのびも逆に楽しめてしまうくらい旨いですね。
脂が絶品だけに麺とスープとの絡みも申し分ないですよね。
旨味と香味がしっかりとスープに寄り添いそれぞれ以上の旨さを醸し出しています。
またイベリコ豚のチャーシューは言うまでもなく旨い。
旨味溢れる柔らかな肉質と上品な脂。
ラーメンのチャーシューとは思えない境地ですね。
トッピングとしては珍しい細切りタケノコはスープを邪魔することなく食感にアクセントを与えてくれます。
しっかりと味わいながら完食させていただきました。
これも落ち着いた店内だからこそ。
美味しかったですね〜。
あっさりしつつも脂はしっかり目なんですが、食べた後はすっきりとしており、どこに入ったかわからない。
やはり脂自体のものが違うのかなーって感じました。
価格は780円とお高めではありますが、麺、スープ、具材と三位一体の完成度の高さ。
納得の一杯でしたねー。
今度は是非『塩ラーメン』を近いうち来たいと思います。
ご馳走様でした。
『麺ハウス こもれ美』
住所 黒川郡大衡村大衡字大柳31-1
営業時間 (平日) ※スープがなくなり次第終了
11:00~14:30
17:30~19:30
(土、日、祝) ※スープがなくなり次第終了
11:00~14:30
17:30~19:30
(夜営業時はCAROL、エンジェルポケット、RISE前駐車場は利用できません)
定休日 twitterの告知を確認
※主に月曜日、たまに火曜日といった傾向
駐車場 17台
twitter https://twitter.com/hellskitchen128
※ヘルズキッチンと共用です