山形 湯野浜温泉からの帰り道、やっと念願の『中華そば 琴の』に来ることができました。
『中華そば 琴の』の店主は、『琴平荘』で修業され、そこから独立開店したお店です。
開店後、瞬く間に山形を代表する人気店となりました。
なのでずっと来たかったのですが、なかなか月山超えてまでは、、、。
今回はたまたまお昼のタイミングで通りがかることができたので迷わず来店。
場所は鶴岡市羽黒町黒瀬。
仙台からだと2時間ほどでいけるかと。
鶴岡市街からはだいぶ外れたところにあります。
店舗前が駐車場となっており7台ほど駐車可能。店舗裏にも5台ほど止めれるようです。
閉店間際の14時30分過ぎということもあり、駐車場待ちはなくすんなり停めれましたが、店前には4名ほどの待ち。
そこに家族で連結。
席に通され注文。
基本的にメニューは『中華そば』のみで、あっさりかこってりかを選べます。
また50円プラスで麺を太麺に変更可能。
こちらは京都、麺屋棣鄂のウイング麺とのこと。
今日は家族での来店なので自分以外は『中華そば』のあっさり、自分は折角なので『中華そば 太麺』のあっさりをチョイスで両方食べようという魂胆。
ちなみに大盛はなく替え玉方式となっています。
ということで『中華そば』650円と『中華そば 太麺』750円をオーダー。
『中華そば 太麺』ベーシックなラーメン丼ぶりにシンプルな盛り付け。
具材はネギ、チャーシュー、メンマ。
ちなみにこちらは通常の『中華そば』
先ずはスープをいただいてみます。鶏などの動物系のベースに煮干しなどの魚介出汁が柔らかく広がるあっさりとした味わい。
どちらも突出しすぎることなくバランスよく一つの味を作り上げている感じがします。
かえしも角がなく控えめで、出汁の旨みに寄り添うまろやかな仕上がり。
油浮きも少なく、昔ながらの醤油ラーメンといった印象です。
麺は平打ち麺の片方の端を繋げたようなウイングの形状をした太麺。加水率も高く、全体的にピロピロとした口当たり。
独特な形状ながらも比較的柔らかく茹で上げられいることもあり、食べにくさもなく、その形状がスープをしっかりとらえます。
ただこの麺自体がずば抜けて美味いかというとまーそうでもないかなーと。
独特ゆえに好みの別れるところですかね。
ちなみにこちらは通常の麺。平打ちの縮れ麺ですね。
加水率高めで、非常に柔らかい茹で上がりでした。
もう少し麺の食感を感じたいと思いますが、スープ馴染みはいいようです。
チャーシューは薄切りで、柔らかく、とろけるような味わい。
メンマもはいたってシンプルな仕上がり。
やっと念願の『中華そば 琴の』でラーメンをいただくことができて満足です。
今どきのしっかり出汁の旨みを効かせたラーメンというよりかは、昔ながらの中華そばを昔ながらにシンプルに追求した一杯という感じで毎日でもいただけるような仕上がりでした。
ただ自分的には何となく物足りなさを感じなくもないというのが正直なところ。
バランスよく美味しいことは美味しいのですが・・・いま一つ味に膨らみがなく食べ進むにつれて単調な感じは否めません。
家族の反応も微妙な感じでした。
それだけ日々、美味しいラーメンをいただけているということの裏返しでしょうか。
ご馳走様でした。
参考までにメニューはこちら。
『中華そば 琴の』
住所 山形県鶴岡市羽黒町黒瀬字黒瀬202
営業時間 11:00~15:00
定休日 木曜日
駐車場 有(店舗前7台、店舗裏5台)