夏季限定『小アジの煮干し冷やしそば』|荒町商店中華そば ふじやま

はや6月も終了。
月初めの一杯はこちらへ
『荒町商店中華そば ふじやま』

今日のお目当の一杯は
『小アジのにぼし冷やしそば』

昨年はタイミング悪く食べることができなかったので今年こそは食べようと思っていた一杯。

ということで
『小アジのにぼし冷やしそば』750円をオーダー。

『小アジのにぼし冷やしそば』「涼」を感じますね。
澄んだスープに泳ぐ麺の上には、親鶏チャーシュー、穂先メンマ、小口に刻まれたネギ、そしてカボスが品良く盛り付けられています。

カボスは絞らず、そのままのスープをいただいてみます。

上品でほんのり甘み感じるスッキリとした味わいでとても美味しい。煮干し特有の魚臭さや雑味も皆無、ストレートに煮干しの旨味が広がります。
冷やしを食べると出汁感に物足りなさを感じたり、煮干し特有の雑味に違和感を感じることが多いですが、こちらの『小アジのにぼし冷やしそば』は、豆アジ煮干しをメインにエソ、イリコなど旨みのバランスが素晴らしく、そのような物足りなさも全く感ません。

ところが、この旨味に酔いしれたいにもかかわらず、それを打ち消すように喉の奥に痛みを伴う唐辛子系の刺すような辛味。
何度も咳きこんでしまいました。
煮干しの上品な旨味が秀逸だけになんとも不幸せな組み合わせ。
辛い食べ物は基本的に大好きなのですが、この辛味はいらないですねというかここに辛みを加えることでのプラス要素が全く感じられません。むしろ大きくマイナス。
出汁の美味しさの記憶が綺麗さっぱりデリートされ、喉の奥に感じる不快感だけが残ります。
せっかくの魅力を削ぎ落とす鋭利な刃物。そんなミスマッチな辛さでした。

麺は中細ストレート麺。こちらも美味しいです。
つややかでしなやかな麺肌で啜り心地も良く、適度に押し返す弾力も丁度いい。
そこに程よくスープを纏うことでさらに美味しい仕上がりに。
たまに冷水締めすぎてバリバリ麺に遭遇しますが、麺のポテンシャルを最大限に引き出すにはこれぐらいの締め具合がいいですね。

親鶏チャーシュー。これ凄くいいです。主役級の存在感がありますね。しかもこの量!
濃い目に味付けされた親鶏のコリコリとした食感が、いろんな意味でいいアクセント。
この『小アジのにぼし冷やしそば』の魅力、充足感をさらに数段引き上げていますね。
あえて豚などを合わせない意外性も面白いです。

大ぶりの穂先メンマもいうことないですね。
この一杯にとてもマッチしています。

途中でカボスをひと絞り。絞る際、手に油分がつくので、お手拭きが提供されるのはとてもありがたいサービス。
柑橘系のニュアンスが加わることで一気に清涼感ただよう爽やかなスープにガラッと印象がわかります。
夏らしく、この感じもとてもいいですね。

夏の暑さも吹き飛ばす爽やかでとても美味しい一杯でした。
スープ、麺、具材や全体で醸し出す味わいも申し分なく、冷やし系のなかでも群を抜いています。
あの「辛味」の違和感さえなければ、今まで食べた冷やしの中でも1、2番におススメしたい一杯と言い切りたいところ。
そこが変われば、ひと夏に何度もリピート重ねる一杯なのですが・・・。
人それぞれ好みもあると思うので、「辛味」はトッピング的なものにしていただけるとありがたいなーと思います。

『荒町商店中華そば ふじやま』
住所   仙台市若林区荒町171
営業時間 月~金 11:00〜14:00 17:30~20:00
     土日  11:00~15:00
定休日  Twitterで確認
駐車場  有(店舗前2台 店舗脇3台)
Twitter https://twitter.com/aramachifujiya1


ラーメン食べ歩きのブログランキングはこちら