仙台でなく東京編です。
駒込の『麺処きなり』からの連食で訪れたのは東陽町にある早稲田の『らぁ麺やまぐち』のセカンド店『らぁ麺やまぐち辣式』に訪問。
らーめん系の連食だと正直飽きるので、汁なし系、そして味も濃いめ系にスライド。
駒込からはメトロの駒込駅から南北線に乗り込み、飯田橋で東西線に乗り換え30分程で移動できます。
4番出口から出て徒歩で1、2分。
東京駅からだと、メトロの東京駅から丸の内線で大手町、そこから東西線に乗り換えるか、大手町まで歩いて東西線に乗り込むかで10分少々。
東京駅からだとさくっといけて、こちらからもなかなかの好立地。
店内はほぼ満席でしたが、並びもなくすぐに店内に入ることができました。
まずは券売機で食券を購入。
メニューは現時点では看板メニューの『麻婆まぜそば』と『塩らぁ麺』のみの構成。
今日はもちろん『麻婆まぜそば』がお目当てなので、『麻婆まぜそば』750円をポチッと。
『麻婆まぜそば』麻婆餡の上には糸唐辛子、ネギ青、ネギ白、チャーシューの具材がオンしています。
麺はややウェーブがかった太めのストレート。こちらをタレと混ぜ混ぜするとこんな感じですね。いただいてみます。
一口目から鮮烈な痺れが舌全体に広がるとともに、額から噴き出る汗が止まりません。
辣油は痛みを伴う暴力的な辛さとなっており、麻辣の本格的なカラシビに序盤から圧倒されました。
基本的に辛い系は得意なつもりでいましたが、自分にはこのカラシビの刺激は強すぎます。
常に辛さ痺れが先行している状態で、複数の唐辛子や花椒、豆板醤からなる立体感のある味わいを感じるとることはできず。
突き刺さるような鋭角的な刺激からなる平面的な味わいのみで全くといっていいほど旨味だったり、美味さとして感じ取れる要素がなかったというのが正直なところ。
そういう意味ではかなり食べ手を選ぶ一杯と言えそうです。
辛さ痺れは調整できるようなので、多少レベルを落としてオーダーすればまた違った印象だったのかもしれません。
麺は加水率高めでぷにゅぷにゅとした柔らかい食感が特徴で、麻婆餡の絡みも良好です。
ただ食べ進めると麺全体の食感に飽きてくるのと、麻婆餡に旨さを見出せないこともあり、単調感を否めまけんでした。
ダイス型のチャーシューは、塩漬けのような表面の塩辛さが特徴的でした。
意外とこのチャーシューが自分には箸休めのオアシス的な存在だったりするので、むしろこの塩辛さは余計な感じがしましたね。
ただ噛めば肉の旨みも感じられ、また塊ごとに微妙に食感の変化も楽しめ美味しいです。
ある意味お酒のアテとしてはかなり良さそう。
途中完食できるかかなり弱気になりましたが、なんとか完食できました。
今回は結構期待してこの『麻婆まぜそば』に臨みましたが、実際のところ期待していた方向性とは全く異なる方向に振り切れた味わいだったので、正直微妙な一杯でしたね。
もう少し旨味とカラシビのバランスが取れていた方が好みではありますが、これはこれで本格的な辛さ痺れを望む方にはこたえられない一杯なのかもしれません。
自分はまだまだ修行が足りなかったのかな(笑)
ただ気になっていた一杯をとりあえず食べることができたという点では満足。
ご馳走様でした。
『らぁ麺やまぐち辣式』
住所 東京都江東区東陽4-6-3 栗林ビル1F
営業時間 昼の部 11:00~15:00 夜の部 17:30~21:00
定休日 木曜日
駐車場 無し
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