南町通りにある『だし廊-DASHIRO-』に超久々に行ってきました。
東勝山から移転オープンしたタイミングで訪れた以来ですね。
その間、国分町に2号店『だし廊 -NIBO-』が出来たりと華々しい活躍。
あの東勝山の小さなお店で食べた『飛魚だし醤油そば』に衝撃を受け、数日で残り全メニュー(といっても3つですが )をコンプリートしたのが懐かしい。
当初から異彩を放っていただけに、ラーメンwalker宮城の殿堂店の仲間入りと聞いても、むしろ驚くほどでもないような気さえしてしまう。
今回は未だ食べていないメニューを。
そのメニューは夜限定だしの2種類。
『海老だし藻塩そば』と『根菜だし味噌ポタ』
今回は海老の方からいただきたいと思います。
ちなみに移転時に伺った際はどちらも完売で食べれなかったんですよ。
ということで
『海老だし藻塩そば』850円と夜限定『和えそば』180円をオーダー。
『海老だし藻塩そば』
目の前に置かれた途端に立ち昇る海老の香り。
すごいですね。これだけで美味しいことは約束されたような気がします。
具材はチャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、そして珍しい鶉。
まずはスープからいただきます。
上品な海老の旨味がスッーと身体にしみていきます。
その海老の旨味と一体化した塩ダレも秀逸。
それぞれの旨味を重ねつつも極めて軽やかで透明感のある味わい。
ふわっと広がる海老の旨味がたまりません。
海のような広がりを感じる優しい味わいです。
これは美味しいですね。
そしてこれが海老味噌玉。
これを溶かすと海老味噌スープに味変できるようですが、それは後のお楽しみ。
続いて麺。
超平打ち。フェトチーネのような出で立ちです。
ピラピラと波立つ食感はとても柔らかい。
ワシっと束ねて口の中に入れると楽しげな食感を奏でてくれます。
スープの旨味との相性もよく、これはこれでありですね。
チャーシューは豚バラ肉。
脂の甘みと赤身の旨味が楽しめます。
とても美味しいですね。
そして海老味噌玉を溶かします。
さらに海老の風味が増しますね。
味噌味とはいっても味噌がグイグイと主張してくる感じではなく、極めて出汁の旨味に寄り添う丁寧な味わい。
藻塩ダレの旨味と重なり、より深い味わいを醸し出してくれます。
とても美味しい綺麗な一杯でした。
そして食べ終わるタイミングで
『和えそば』が目の前に登場。
縮れの効いた全粒粉入りの麺。
タレと和えます。
この麺とても美味い。
このもっさりとした食感がすごくいいですね。
酸味の効いたタレとも相性バッチリ。
『和えそば』はついつい頼んでしまいますが、あまり美味しいと感じることはないのですが、こちらの『和えそば』は美味しいですね。
余計なことはせずそのままスルッと完食。
久々の『だし廊-DASHIRO-』を楽しむことができました。
近いうちにもう一つの夜限定だし『根菜だし味噌ポタ』をいただきたいと思います。
ご馳走様でした。