久々『麺屋とがし』
珍しく18時台に職場から脱出。まだ陽の光がある中でラーメン店に向かうのも久々です。
実は先週もお店の前まで来たのですが、外待ちが発生してたので断念。
今日はそのリベンジ。
お目当のメニューは現在、限定麺として提供されている『濃厚昆布水の貝だしつけ麺』
ついこの前も『自家製麺 麺屋翔』で『昆布水 親鶏つけ麺』をいただきましたが、今度は『麺屋とがし』でも提供されると聞いて気になって食べに来ました。
関東方面にいくとこのタイプのつけ麺をよく見かけますが、仙台ではまだまだ珍しいですね。
『濃厚昆布水の貝だしつけ麺』
価格はなんと1000円をオーダー。
大盛も同料金なので大盛で。
『濃厚昆布水の貝だしつけ麺』
麺はどろっとしたガゴメ昆布を大量に使用したつけ汁の中。
その上にはメンマ、大ぶりのチャーシュー、芽ネギ、酢橘が盛り付けられています。
まずは麺のみいただいてみます。
麺は中太のストレート。
このヌメヌメ感すごいですね。
噛み締めればしっかりとコシのある美味しい麺です。
ただこの時点では出汁のみのタレのないラーメンのような状態。
そこに塩を振りかけていただいてみます。
ガゴメ昆布や鰹出汁の旨味に塩気が加わることで味の輪郭が立ちます。
この食べ方も新しい。
つづいて、つけ汁はこちら。
中には殻付きのあさり。
もちろんスープをいただけば貝の出汁がダイレクトに口の中に広がります。
やや出汁の旨み以上に塩角が立つ作りでした。
そこにドロっとした麺を投入。
この麺のヌメリがつけ汁を寄せ付けないのか、いまひとつ麺につけ汁が絡んでこない印象。
かといってつけ汁に浸し過ぎれば麺のコシが無くなり麺の美味しさが半減してしまいます。
試行錯誤しつつ食べすすめました。
食べ方によって印象かだいぶ変わるので、いろいろと思考しながら食べるつけ麺でした。
途中酢橘を麺の上に絞り、さらに塩をふりかけいただいてみます。
サッパリとした清涼感が広がります。
ちょっとした箸休めになりました。
最後はほとんどつけ汁もなくなり完食。
このだし汁に浸かったタイプのつけ麺はまだそれほど食べていませんが、未だその真価が見いだせないといのが正直なところ。
つけ汁のほかに、麺をだし汁に浸しているわけので、通常のつけ麺以上のものを期待してしまいますが、それぞれを組み合わせることでのシナジーが発揮できているのかというとあまりそうでもないような気がします。
ただいろいろと斬新なアイデア満載で楽しませていただきました。
このタイプのつけ麺はまだまだ発展の途上だと思うので、また懲りずに色々と試してみたいと思います。
このような挑戦的なメニューこそ限定麺ならでかと思うので、これからも新しい試みを期待しています。
ご馳走様でした。
『麺屋とがし』
住所 仙台市泉区南光台2-14-59
営業時間 平日 11:30~14:30 17:30~21:00
土・日・祝 11:30~15:00 17:30~21:00
※スープがなくなると営業終了
定休日 基本的に年末など以外無休
駐車場 有(店の前と横で8台、店舗裏の駐車場に9台)


