今日は『ヘルズキッチン』の6周年記念イベント。
『ヘルズキッチン』と自作ラーメンを趣味にしていらっしゃる神田武郎氏を中心とする「自作ラーメン研究会」とのコラボチャリティー企画ラーメンを食べに行ってきました。
今回は「熊本地震チャリティーラーメンイベント」ということで、価格設定はなく食べ終わったらお気持ちを募金箱にいれるという形となっています。
いろいろな周年記念企画ラーメンがありますが、このような形で提供する側が普段食べれないような食材を提供し、食べる側はその対価として募金を行うことができるという、それぞれがそれぞれに感謝や応援を伝えられる素晴らしいイベントです。
そしてなんとこのイベントで提供される『あさり味噌ラーメン』には一杯に対してなんとあさり200g!を使用するという素人ながらもとんども無い一杯というのは明白。
あさり味噌ラーメン整いました!inヘルズキッチン(^-^) pic.twitter.com/6BmKVUwTYA
— 神田武郎 (@takeakidaaa) 2016年5月3日
このツイートをみたのが11時過ぎ、かなり出遅れましたが急いで富谷町へ向かいました。
『あさり味噌ラーメン』とっても綺麗なビジュアルですね。
ネギ、チャーシュー、煮卵、みつばが盛り付けられています。
まずはスープからいただきます。ん~旨すぎる。
ため息が漏れてしまいますね。
まろやかで芳醇なあさりの旨味が口の中一杯に広がりますね。
ここまで貝出汁がしっかりと効いているスープは初めてかもしれませんね。
半端ない旨さです。
また秀逸なのが、まろやかでありつつもしっかりとしたキレがあるあたりですね。
香味油の力でしょうかね。
このキレが加わることで、最後まで中だるみなく美味しくいただくことができます。
味噌ダレもいいですね。
塩味も角がなくまろやかな効き具合。
白味噌が使われているようですが、味噌自体の主張も感じさせつつ、あさり出汁の旨味を消すことのない絶妙なバランスです。
最初の口当たりはあっさりしつつも、次第にあさりの深いコクが広がります。
その上、それらをしっかりとまとめ上げてしまうキレも感じられるスープで何とも飛び抜けたバランス感覚と技量を感じさせられます。
これをこの1日のためだけに仕上げてしまうってほんとすごいですね。
麺は中細ストレート麺。麺肌は滑らかでパツンとしすぎることのなく、ほのかに食感を残すしなやかな茹で上がり。
麺自体の旨味もありつつ、かといって出しゃばることなくスープの脇役に徹しているあたりがいいですね。
香味油がスープと麺を上手くつなぎ合わせ、麺を通じて感じるあさりとの一体感が何とも言えません。
このスープにベストマッチな麺ですね。
ちなみに『麺ハウス こもれ美』で提供さる『煮干そば』にも合わせてみたいと感じました。
チャーシューも旨し。
これは『麺ハウス こもれ美』で提供されているものとかなり近いような気がします。
ということは間違いなく美味いということですね。
煮卵もかなり美味い。
味付けは白だしでしょうか。
上品な旨みがあります。
また火入れの仕方が絶妙です。
卵白が非常に柔らかく、甘辛く仕上げられた卵黄との一体感が何とも言えません。
みつばもいい仕事をしてくれます。
シャキシャキとした歯触りと清涼感がいいアクセント。
リセット効果もあり、最後まで美味しくいただくための一役をしっかりと担っていますね。
んー名残惜しいと感じつつも完食。
最初から最後まで、飽きることなくあさりの旨味を存分に味わうことができました
あまりの完成度の高さに脱帽です。
今回はこのような企画を提供してくださった『ヘルズキッチン』の店主や「自作ラーメン研究会」に感謝感謝ですね。
ご馳走様でした。
『ヘルズキッチン』
住所 宮城県黒川郡富谷町あけの平3-6-16
営業時間 平日 11:00~14:30 17:30~20:00
土日祝 10:45~14:30、17:15~20:00
定休日 月曜日
駐車場 有(店舗前 3台 店舗裏4-5台ぐらい)