『麺牛ひろせ』へ。
一通りラーメン系はコンプリートしたところでしたが、数日前に新たなレギュラーメニューが登場。
その名も『濃厚牛そば』
早速その新メニューをいただきに伺いました。
その新メニュー『濃厚牛そば』は100%牛骨を使用した白湯ラーメン。
今回はその塩タイプの『濃厚塩牛そば』820円をオーダー。
もちろん『牛すじご飯』もお願いしています。
『濃厚塩牛そば』
白い。白湯スープなので当たり前といえば当たり前なのでしょうけど、ここまで白いのかと正直びっくりしました。
具材はチャーシュー、メンマ、小葱、フライドオニオン。
スープからいただきます。
美味いですね。臭みなども一切なく、きめの細かいクリーミー仕立てのスープは牛骨のズイの旨味が凝縮。
塩加減も絶妙ですね。牛の旨味にほのかな輪郭を与えることでこの広がりのある美味さを演出しているように感じます。
スープは見た目ほど粘度はなくサラッとしており、濃厚ながらも軽やかな味わいでグイグイいけてしまう。
すごい新しい感じがしますね。
同じ白湯系にしても牛骨はサイズも大きいのでとても手間暇かかりそうですね。
でもここまで美味しいとは思いませんでした。
牛だけにクレソンをペーストにしてトッピングしたりとかいろいろ変化を与えるのも面白そうです。
麺は中細ストレート。
パツンとした歯ごたえとしなやかさを合わせ持つ美味しい麺です。
スープとの相性良く、程よく旨味を持ち上げてくれますね。
またフライドオニオンの風味がいいアクセント。
この雑味感がいいですよね。スープに奥行きを与えてくれるとともに上品になり過ぎないあたりがラーメンらしくていいですね。
とてもバランスのとれた仕上がりです。
牛チャーシューもいつも通り美味し。
そしてメンマ。
こんなに肉厚ながらもサクッとした食感が心地よい。
大好きな逸品。
そして『牛すじご飯』
いつもならある程度食べてスープをまわしかけます。
さて白湯スープとの相性は如何に。
山葵をスープに溶かしてから『牛すじご飯』にまわしかけます。
すごく相性がいい。
山葵の風味を纏った牛骨の濃厚な旨味が牛すじと良く合います。
そしてご飯との相性も抜群にいい。
あっという間に完食でした。
この組み合わせもとても美味しい。
『麺牛ひろせ』はオープンから間もなく1年を迎えようとしています。
初めは『牛そば』のみでしたが、徐々にメニューが増えて、より魅力あるお店に進化を遂げていますね。
しかも付け焼き刃的なものではなくじっくりと一つ一つ丁寧に仕上げた一杯という感じがします。
この着実に一歩一歩進む感じがまさに牛の歩み。
最近はどこのラーメン店も吟味された食材を用いて一定水準の美味しさは約束されている反面。
初めてなのに必ず何処かで食べた味だなと思うことが多い今日この頃。
でもこちらの『麺牛ひろせ』で提供される一杯は本当に初めて食べる一杯という感じがします。
このままブレずにゆっくりと牛の道を歩んで欲しいと思います。
ご馳走様でした。
『麺牛ひろせ』のメニューをまとめてみました→こちら