オープン間もない『自家製麺くまがい』にやってきました。
わざわざ言うまでもありませんが鶴ヶ谷『麺屋くまがい』の2号店です。
場所は吉成、北環状線に面しているのでわかりやすいです。
駐車場は13台ほど。
開店30分前で駐車場はほぼ満車。
流石に有名店の2号店ということで期待の高さがうかがえます。
春間近のこの頃ですが今日の並びは寒すぎました。
やっと定刻11時半開店。
まずは券売機と向き合います。
メニューはあっさり系の『黒だしそば』・『白だしそば』
クリーミー系の『あわ醤油そば』・『あわ塩そば』
そして濃厚系。
この辺りは店主の出身店である『麺屋とがし』を彷彿させる『濃厚魚介らーめん』、『濃厚海老らーめん』、『濃厚旨辛らーめん』がラインナップ。
さらに濃厚系は『つけ麺』もあるようです。
濃厚系はまだすべてのメニューの販売が始まったわけではなさそうですし、『つけ麺』の販売開始ももう少し先のようですね。
それにしてもメニューが豊富ですね。
初めての来店でも迷わず事前に選んでからいけるように簡単なメニュー表を作成しました。
◆らーめんメニュー | 価格(税込) |
---|---|
▼あっさり系 | |
黒だしそば(醤油) | 700円 |
白だしそば(塩) | 700円 |
▼クリーミー系 | |
あわ醤油そば | 750円 |
あわ塩そば | 750円 |
▼濃厚系 | |
濃厚魚介らーめん | 750円 |
濃厚海老らーめん | 750円 |
濃厚旨辛らーめん | 750円 |
■大盛 | +50円 |
◆つけ麺メニュー | 価格(税込) |
---|---|
▼濃厚系 | |
濃厚魚介つけ麺 | 800円 |
濃厚海老つけ麺 | 800円 |
濃厚旨辛つけ麺 | 800円 |
■大盛 | +100円 |
■特盛 | +200円 |
※この他トッピングで名前・価格が変わります。
₊50円味玉、+200円特製(全部のせ)
ご飯ものは、白めし100円、肉めし250円、親子肉めし250円。
さてここから何を食べるかということですが、券売機の1番左上に位置する『特製あわ塩そば』をいただいてみたいと思います。
本当はスタンダードな醤油や塩を食べたいところですが、どうしてもこの「あわ」が気になってしまいました。
というかこの「あわ」から書きたいという衝動に負けました。
今日は折角なので全部のせ。
『特製あわ塩そば』950円をオーダー。
『特製あわ塩そば』
もはやラーメンとは思えないビジュアル。
雲海のごときエスプーマに浮かぶ煮卵、チャーシュー、カイワレ、刻み玉ねぎ。
メンマはどうやら雲海の下のようです。
まずはその泡仕立てのスープ。
泡といえば『エルブジ』
当然そのお店で食べたことはありませんが、フレンチでたまに遭遇する技法ですよね。
それをラーメンで食べれるとは驚きです。
ふわっとした泡の芳香に感じる鶏や豚骨の旨味、野菜の自然な甘み。
泡立てることで味が薄まり、むしろそれぞれの旨味が際立ちますね。
スープ自体も濃厚ポタージュ仕立てを飛び越えてクリームスープのような仕上がり。
その旨みに輪郭を添える塩だれはまろやかで出汁の旨みと一体感を感じます。
また面白いラーメンに出会えましたね。
これから流行っていくのでしょうか「あわ」
麺は中細ストレート。
もちろん自家製麺。
プツプツと心地よい歯ごたえ。
濃厚スープとの相性も良いですね。
スープの旨味と小麦の旨味も申し分ありません。
チャーシューは3種。低温調理の鶏胸チャーシュー、炙りを入れた豚バラ、真空低温調理のレアな豚肩ロース。
それぞれ素材、部位、調理法の違いが楽しめます。
どれも美味しいですが、やはりこのスープには鶏チャーシューがしっくりきますね。
メンマも美味しいですね。
シンプルな味付けで十分美味しいのは素材が良いからでしょうか。
コリコリとした食感が小気味よいですね。
特製ということもあり、色々と具材も楽しみつつ完食させていただきました。
他のメニューも楽しみです。あっさりに進むか濃厚系に進むか迷いますね。
しばらくは頻繁に通わねば。
ご馳走様でした。